沿革

1919年6月 「吾妻商会」の商号のもとに創業。
石炭・コークスの卸売業として全国の各地区に販路を有し、1929年頃には年間取扱量20万トンに達し石炭・コークスの商社として確固たる地位を築く。1936年より樺太にて直系の子会社である樫保炭礦株式会社を経営し、自ら石炭採掘業にもあたった。
創業期から1966年まで弊社が本社を置いていた第一相互館
提供:中央区立京橋図書館
樫保炭鉱全景(1939年)
1938年4月 組織を株式会社に改組、名古屋、大阪に出張所を開設し販路充実を図る。この頃には石油・コークスの年間取扱量が50万トンに達し、国内屈指の販売高を誇った。
1945年8月 太平洋戦争により樺太の樫保炭鉱を喪失。
1950年 鋳物工場が集積し「鋳物の街」として活況を呈していた埼玉県川口市に出張所およびコークス置き場を開設。鋳物用コークスの拡販を図った。
川口出張所(1955年)
川口出張所 コークス置き場(1955年)
1957年5月 板橋製作所を設立し、亜鉛合金ダイカスト加工並びに製品販売を開始。円形鋲の製造や傘・電子機器などの部品製造を手がける。
板橋製作所(1963年頃)
1959年5月 石油部を開設して石油製品の販売を開始。
1960年4月 交通安全用品の販売を開始。当初は主にアルミ製道路鋲を販売。モータリゼーションの進展に伴い各地で道路の新設が進む中、チャッターバーやデリネーター、スノーポールなど製品ラインナップを着実に拡大し、知名度の向上と販路の整備を図っていった。
1967年、当時の建設省 福岡国道道路工事事務所に採用された道路鋲AD-8S(※廃番品)
現在の主な交通安全用品(デリネーター、スワライト、ロードスタッド、アレッドボード)
1960年9月 化学用品部を開設。東京都港区芝浦にサービスステーションを開設し、リテール部門に進出。
芝浦サービスステーション(1960年頃)
1962年9月 旅行業及び保険商品の販売を目的に大名古屋観光株式会社(現 アヅマ総合サービス株式会社)を設立。
1964年2月 東京都港区芝浦にオートガススタンドを開設。
芝浦オートガススタンド(1964年頃)
1964年10月 ダイカスト部門の板橋製作所を分離独立し、株式会社吾妻製作所を設立。
吾妻製作所(1965~75年頃)
1966年1月 大阪府門真市に門真サービスステーションを開設。
門真サービスステーション(1980年)
1982年4月 東京都港区芝浦に吾妻ビル(9階建オフィスビル)を開設。
吾妻ビル(1982年)
1983年5月 日本オイルシール工業株式会社(現 NOK株式会社)と業務提携し、ポリウレタンゴム製の車線分離標「ポストコーン」の開発・販売を開始。同製品は高速道路の対面2車線通行での暫定開通区間センターライン部分に採用され、全国に普及。
現在の主なポストコーン製品
※「ポストコーン」はNOK株式会社の登録商標です。
1986年5月 東京都港区芝浦に第2吾妻ビル(7階建オフィスビル)及びタワーパーキングを開設。
第2吾妻ビル(1986年)
1991年5月 景観関連商品の製造及び販売を開始。
2004年2月 有限会社地域福祉整備センター(現 株式会社ハートネクション)を設立して介護事業を開始。埼玉エリアにおいて老人ホーム・デイサービスセンターを展開。
住宅型有料老人ホーム・デイサービスセンター ハートワン
2006年4月 防災・災害支援商品の開発及び販売を開始。
2007年10月 ソフト開発・販売を目的に吾妻テクノス株式会社を設立。2017年からは小学校におけるプログラミング必修化に向け、小学生向けプログラミング教室「ぷろぐら」を開講。
吾妻テクノス(2019年)
2010年5月 大阪港を中心に船舶への岸壁給油および海上給油、サービスステーション運営を手がける港石油株式会社と資本・業務提携。
港石油 岸壁給油所
給油船 第二十三港丸
2012年9月 ベトナムにおける交通安全用品の製造販売を目的として現地法人AZUMA SAFETY Co.,Ltd.を設立。
AZUMA SAFETY Co., Ltd. (2013年)
2013年6月 埼玉県戸田市に第3吾妻ビルを開設。
第3吾妻ビル外観(2013年)
第3吾妻ビル内風景(2013年)
2019年4月 創業100周年を迎える。
創業100周年記念式典 (2019年 帝国ホテルにて)
2021年4月 自然エネルギー活用発電装置の販売を開始。

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